サッと読みたい人は目次!
「飲む点滴」と呼ばれるほど、甘酒は栄養があります。いただく時には冷たくしたり、温かくしてりと夏でも冬でも美味しく頂けるスーパーフードです。
米と麹で作る甘酒であれば、子供から大人まで一緒に美味しくいただけます。少し苦手な方でもアレンジをして様々なドリンクにもできますし、お料理に甘味を加えるために使う事もできます。
そして、市販品の甘酒も種類が豊富でもちろんお手軽ですが、どうせなら自宅で作れると、急な子供の風邪でも栄養補給や食事代わりに作ってあげられますよ!
この記事では、米と麹のノンアルコールの甘酒を作ってみました。手順などを紹介します。
残りご飯、冷ご飯から甘酒(甘糀)を作れます!
甘酒は多くのホームページやレシピサイトで、アレンジも含めて作り方が掲載されているのですが、今回はやはり手軽さを重視して残りご飯、冷ご飯を使用しました。
日常生活の中に甘酒が浸透するかな・・と。
炊飯器や魔法瓶の保温機能を利用した一般的な作り方ですが、保温温度、保温時間のキープなどがある以外はとてもシンプルな作業で簡単です。
甘酒のもとになる甘糀を作ります。
手作り甘糀(甘酒)の材料
・麹100g
・冷ご飯100g(茶碗1杯弱)
・ぬるま湯60度くらい(100~150cc)
甘糀(甘酒)の作り方、作業手順【炊飯器を使用】
①冷ご飯と麹とお湯(60度)をボールに入れてよくかき混ぜましょう。この時に使用する残りご飯は、冷ご飯です。炊き立てはNGで、60度以下に冷ましてから使用します。
②混ぜ合わせたものを炊飯器に入れ、炊飯器の保温機能の設定をします。
③清潔なふきんをふたのように掛けます。炊飯器のフタ閉めません。開けたままの状態で50度~60度で約10時間保温します。炊飯器のフタを閉めてしまうと、麹菌が死んでしまうのです。
④保温10時間後、65度の温度でよく混ぜ練ると、美味しい甘さに仕上がります。
甘糀(甘酒)の作り方、作業手順【魔法瓶を使用】
①上記の炊飯器を使用した手順の①と同じ手順で、材料を混ぜ合わせます。この時ボールではなく、鍋に入れます。
②魔法瓶に熱湯を入れて蓋をし、容器をあたためておきます。
③混ぜ合わせた①の材料、50度~60度になるまで温めます。
④適温になった材料を魔法瓶に入れて、密閉し約8時間~10時間程度放置します。時々魔法瓶を上下に振ってまぜるとまんべんなく酵素が働き甘く仕上がります。
※魔法瓶の保温効果はメーカー、大きさなどによって違いがありますので、できれば最初はこまめにチェックして温度がキープできているか確認しましょう。温度が下がってしまった場合には、適温になるまで再加熱して再び保温します。
出来上がった甘酒の保管方法、保管期間について
出来上がったら、保存容器に小分けにして冷蔵庫で冷やします。保存可能な期間は冷蔵保存では約1週間、冷凍保存では数か月程度となっています。
甘糀(甘酒)作りでの注意とは?
甘糀(甘酒)を作る時のポイントは、保温温度です。最初に使用する残りご飯も炊きたてですと温度が高くなります。また、保温する適正温度よりも高すぎても、低すぎてもNGです。
一定の温度をキープしつつ、酵素の働きで甘さを出すために、ときどき混ぜる作業をするのもポイントです。
甘酒として飲むときは
上記の作り方で出来上がったのは、甘糀です。甘酒のもとです。
そのまま飲むと濃いですから、甘糀:水=1:1で割って甘酒の完成です。ホットで飲みたいときはお湯で割ると
体も温まり栄養補給もできます!
いかがでしたか?
実際につくってみると、放置している時間がほとんどで簡単につくることができました。毎日・・・とは言いませんが、サプリメントを飲んでいる生活をしているならば、時々甘酒を頂いて体にやさしい栄養補給をしてみてはいかがでしょうか?
味がちょっと苦手・・・そんな方にも美味しく頂けるアレンジレシピや甘酒の利用方法も今後ご紹介しますね。