子どもの叱り方!子供をみつめて良いところを引き出すには?

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子供の様子を常に見て、感じていなければ子供を叱ることはできません。忙しい毎日を過ごしていると、少しの時間も自分のために使いたくなるものです。しかし、子供が目の前にいるのなら、しっかりと子供をみつめて悪いところを正しく叱り、良いところを最大限に引き出したいですね。

子供の良いところを引き出すための良い叱り方、悪い叱り方についてまとめてみました。

 

子供の頑張り、努力を見つけることができるのは親だけ

子供が小学校に入学すると、勉強や成績が気になりはじめます。幼稚園や保育園とは違い、点数、通知表などで明確に示されるために関心が向くのもしょうがないことですね。

成績も他の子供との差を感じたりするもので、比較してみたりして劣っている・・・と感じてしまう分野については強化したい・・という気持ちになるかもしれません。

そういう意味では、順位、成績、点数など数字で示されるのは、子供にとっては罪な気もしてきます。だからと言って、この数字に振り回されてしまうのはいかがなものでしょうか?

 

悪い叱り方

「どうしてこんな点数しかとれないの?ちゃんと勉強しなさい!」

点数、順位の結果に納得できないとき、ついつい母親は勉強不足であることなどで、叱ってしまいます。しかし、これは今までの結果でしかありません。結果に対しての評価です。

この一定の基準で評価されているだけで、一位の子がいれば、最下位の子がいるのは当然のことなのです。では、最下位の子が全てにおいて劣っているのでしょうか?性格や人格、他の分野の評価では優れている面や結果を出しているのではないでしょうか。

 

良い叱り方

「よく頑張った結果だね。今回はちょっと悔しいけれど、次も頑張りなさい。」

パッとしない成績であっても、子供にとっての一生懸命に取り組んだ結果です。そして、一生懸命頑張り、努力している姿は親が一番よくみているものです。日頃の行いを親が評価してあげれば、次への意欲につながります。

頑張る過程を親が評価し、結果を他人が評価するのです。他人というと冷たい言い方になってしまいますが、学校では教師が評価をする存在です。教師は我が子だけを見ているわけではありません。クラス数十名の子供を評価しています。正当性のある評価を付ける事に勤めていることはもちろんですが、あらゆる過程までは行き届いているわけではないのです。

あらゆる過程を見つめる事ができるのは親だけなのです。親が結果を評価する必要はなく、頑張っている過程を認めてあげる事が親の務めかもしれません。

親に認めてもらう事で、子供は安心と自信を手に入れる事ができます。

努力の過程を認めてもらえる子供は、努力を惜しむことは無く将来は明るいものになるのではないでしょうか。

 

叱られるからダメ!叱り方間違えていませんか?

子供に善悪を教え、悪いことをしてはいけないと伝えるとき、たとえそこに人がいなくても神様はみているのですよ・・・などとお話しすることがあると思います。「天知る地知る我知る」という言葉がそのような意味を持っています。

このことを肝に銘じて生きていれば、子供も、大人になっても自分を見失う事はないはずです。ところが、これが大人になってもできない人は多いのです。神様が見ていることよりも他人が見ていることばかり意識しているのです。

こうすれば叱られない、こうすれば褒められるという他人の評価を意識した行動をとるのです。このような考えで生きていると、子供に対しての叱り方も間違えてしまいます。

悪い叱り方

「おじさんに叱られてしまうよ!やめましょうね。」

親がおじさんの目を気にしているだけです。悪い事だからしてはいけない!と叱らなければならないはずです。叱る理由がこれでは、子供は怖い先生や親、おじさんがいなければいいと解釈してしまいます。

これは、誰にも見つからなければ何をしても構わない、という考えに結びつきます。例えば悪い事だと分かっていても薬物に手を出す大人の多くは、見つからなければいい、見つからないように快楽を手に入れたいという考えがあるものです。

そして、神様が見ているというのは、宗教的な意味は無くていいのです。人の真理、良心、絶対的な存在などに置き換えていいのです。このような気持ち、精神を忘れてはいけないですし、子供が幼いうちからしっかりと伝えておくことが大切です。

小学生になると親の目が離れがちになります。すると、親や大人の前では良い子に振舞い、平気でうそをつき、子供同士の間では悪さをする子も現れます。悪いことをしてはいけないという事を教えられなかった子供です。子供をみれば親が分かる・・・肝に銘じたいところですね。

 

叱るのは我が子だけ?

子育てをしていて我が子を叱るのは、良い子なってほしい、立派な大人になってほしいという親の気持ちがあればこそできる事です。悪いことをしているその場に居合わせた子供を叱れるでしょうか?

よその子は叱りにくい・・・という気持ちは誰にでもありますが、他人の子も勇気をもって叱りたいところです。このよその子供を叱れないのは、日本人の悪いところかもしれません。また、我が子が他人に叱られると、感謝もせず「うちのやりかたがありますから!」などと逆上する家庭も少なくありません。

 

悪い叱り方

「迷惑な子供だわ。あんな事をしてはいけませんよ。」

と不快な思いをしたくないために、他人との接触を減らしたくなるものなのでしょうか。しかし、子供でも大人でも間違っている行為を見逃すことは、社会人としては恥じなければなりません。

自分の子供さえ良ければいいという考えに結びつく行為であり、我が子でさえも本当に良い子に育てるのは無理かもしれません。

 

良い叱り方

「君、人の迷惑になることはしてはいけませんよ。」

悪い事をしていることをその場にいる大人見逃すのは、子供にとって到底納得のできる事ではありません。我が子も他人の子も同じように、良い事、悪い事を伝える事が人としての正しい道ではないでしょうか。

もちろん、我が子が他人に叱られたとしたら、ありがたいと感謝しなければならないですね。

 

子供は親の見栄の道具じゃない

授業参観で子供の頑張りが見えるとうれしくなりますし、逆に子供が失敗していると恥ずかしい気持ちになったりします。これは、他の保護者達の目を意識しているわけで、親自身の行動基準が「どうみられるか?」という点に終始しているからです。

 

悪い叱り方

「あんなこともできないなんて!今日は恥をかいちゃったじゃない。」

我が子が失敗している姿は、できれば人には見られたくはありません。そのように感じてしまう気持ちもあるのは当然です。しかし、親の立場でそのように思うのは、我が子に良くなってほしいと思うからこそです。

しかし、自分が恥をかいたと言ってしまうのは、見栄の裏返しです。しかも子供を見栄の道具にしてしまっている可能性もあります。子供自身の努力不足、不注意を注意されれば子供も今後は気を付けよう!と素直に反省できるでしょうが、上記のような叱り方をしてしまえば、子供には逆効果です。

このように言われて、最初のうちはなんとか親のために努力するかもしれませんが、何事も身に付きません。逆に何事も嫌いになってしまう可能性もあるのです。

 

良い叱り方

「失敗は成功のもと。また頑張って努力すれば失敗しなくて済むかもしれないね。」

授業参観や人前で失敗したのは、子供自身であり、一番恥ずかしい気持ち、思いを経験したのです。追い打ちをかけるよりも、励まして次への意欲を持たせてあげる事が親の役目ではないでしょうか。

 

子供がやりたいことを禁止している?

子供は好奇心旺盛、やってみたいことで溢れているものです。親や大人、先生がやっていることを真似たりしますね。母親がお料理をしていれば、自分も作ってみたい、父親が大工仕事をしていれば、自分も道具を触ってみたいと思うものです。

ところが、子供がやってみたい!という気持ちや発言に対して答えないでいる親も多いのです。

悪い伝え方

「まだ早い」「できるわけがない」「無理だから向こうへ行っていなさい」「ケガすると悪いからダメ」

 

ムリだ、ダメだと制限されたばかりいたら、子供自身が「できない」「ムリ」と言っては何でもあきらめてしまったり、意欲を持てなくなってしまいます。何事にも興味を持てず、やる気のない子に育ててしまう可能性もあります。

 

 

良い伝え方

「やってみる?やってみよう!失敗してもいいよ、失敗したらまたやってみればできるよ。」

やりたい!と言った事にはそのままやらせてみるのがいいのです。やり方を伝えてあげたら、手を出さず見守るだけで十分です。

やってみよう!一緒にやってみよう!と声かけてあげれば、子供も楽しい気持ちになることは間違いありません。やってみたいことができるワクワク感はかけがえのないものでしょう。

子供が初めてやるのですから、成功する可能性は低いかもしれません。そして、失敗してしまった時、親の仕事が増えてしまう事が予想できるために、親も積極的にやらせてあげたい・・・という気持ちになれないかもしれません。

しかし、子供はやったことがある!という充実感を得る事ができますし、失敗したことで成功するための工夫をするようになるでしょう。失敗もその後の成功につながります。

この成功体験が子供の身にもつき、満足感、自信が意欲につながっていきます。

 

食事のマナー、偏食を直すときどうしている?

親として、子供に身につけさせたいのは、しっかりと食事を取ること、マナーを身につけさせることではないでしょうか。食事をとることは、体を成長させるためには必要不可欠で、親はなんでも食べて大きくなって欲しいと願うものです。

そして、集団生活に入った時には、出されたものをしっかりと食べる・・・という食事のマナーを身につけておきたいと考えます。食べ物の好き嫌いを直すときどのようにした良いのか?迷いますね。レシピで工夫したりできれば良いですが、誰もがお料理上手なママばかりではありません。

さらに、統計では偏食がない子と偏食のある子の差が生まれているそうです。そして、嫌いな物は食べない、好きなものは食べるという好き嫌いを放置してしまえば、努力、克服する力、我慢強さが育たないとも言われ、性格上の損失も大きいようです。

そこで、何が何でも食べてもらおうとこのような叱り方をしてしまうのです。

悪い叱り方

「いいから食べなさい!食べないなんて我がままはいけません!」

ついつい怒鳴って、無理やりにでも食べさせようとしてしまいがちではありませんか。また、あなたのために作ったのに、食べられない貧しい子も世界にはいるのに・・・などとグチグチ言ってしまっては逆効果です。

叱るよりも褒めるのが理想的です。

 

良い伝え方(褒める)

「●●も食べて偉いね。次はもっといろいろ食べられるようになるかもね。大きくなるよ。」

無理やり食べさせるのではなく、褒めて自分から食べよう!という気持ちにさせる事が大切です。また、食わず嫌いなものでも、食べてみようかな・・という気持ちも大切です。

偏食はもちろんすぐに克服できるものではありません。しかし、いい大人になっても好き嫌いが多いとみっともないな・・・と感じませんか?我が子には今は食べてくれなくてもいい・・・けれど、チャレンジしてほしいという気持ちで根気よくメニューに取り入れ続けて、声をかける事が大切なのです。

そして、少しでも食べようとしたとき、食べる事が出来た時は見逃さずしっかりと褒めてあげたいですね。

 

 

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