子供の叱り方、褒め方のポイントは?躊躇や迷いがない?

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気が付くと子供を叱っていることが多いというのが、一般的な親の姿ではないでしょうか。子供を教育しなければならない、子供のためにしつけをしているわけです。

ところが叱っているというよりも、いつも怒っているという方もいるかもしれません。子供の行動を常に監視して、出来ていないことについては言い続ける事になります。その一方でできるようになったこと、できていることについては何も言わずに当たり前に過ごしているものです。

叱り続ける事も大切ですが、同じくらい褒め続ける事も子供にとっては必要かもしれません。褒められて意欲的になるのであればこれほど効率的な事はないはずです。

これは子供に限らず大人でも同じことが言えて、褒められれば意欲も湧いて、期待されれば次も頑張ろうという気持ちになります。そこで、上手に叱り、上手に褒める方法についてまとめてみました。

 

褒める事の効果

今まであれこれと注意したり叱ることが多い日常を過ごしていると、なかなか褒める事に慣れていないかもしれません。褒めるポイントを見つけられずにいる方もいるかもしれません。

褒める事に対して急に戸惑い、難しく考えてしまいがちですが、簡単な事です。宿題が終わったらよく頑張った!お手伝いをしてくれたら助かった、ありがとう!とほんの一言だけで十分です。

些細な事でも褒めて過ごしていると甘やかしているのではないか?と思う人もいるかもしれませんが、そのような心配はいらないのです。子供が成長している過程では、叱る機会の方が圧倒的に多いものですから、些細な事でも褒めてあげることでやっと、バランスがとれるというものです。

褒めましょう・・と言われると結果や成果について褒めたくなりますが、できればそのプロセスについてを褒めましょう。例えば、テストの点数が100点であったことを褒めるよりも、頑張って勉強をしたことを褒めます。

運動会で1位を獲得したことを褒めるよりも、練習で頑張ったことを褒めるなどです。

 

しつけ上手になる!

しつけ上手なお母さんというのは、褒めるポイントを逃しません。お友達と仲良く遊んだらニッコリと笑って「仲良くできたね」、宿題をしている時には、「えらいね!」と必ず伝えてあげます。この一言でグングン伸びていきます。

しつけ下手なお母さんを想像してみましょう。叱るポイントばかり目が行ってしまいます。いくつか叱った後で、宿題をしていても安心してスルーしてしまいます。お友達と仲良く遊べても当たり前のごとく何も言いません。

自らの子育てシーンを思い浮かべた時、このしつけ下手なお母さんが最も多かったりします。なぜ、褒める事を惜しんでいるのでしょうか?叱る以上に褒める事を積極的にしなければなりません。

 

 

現実社会は成果主義

ところが、現実社会はどうでしょうか?成果主義、結果が全てでもあります。勉強においては高校受験、大学受験で点数を取ることができなければ、入学することはできません。学校の通知表もテストの点数についても評価しなければならないものです。会社に就職すればノルマを達成するほど昇給、昇格するものですね。

だからこそ、親は結果よりもプロセス(過程)についてを褒める必要があるのではないでしょうか。頑張っている姿を親が見ていてくれていると感じる事で、認めてもらう喜びや安心感を実感できます。

 

 

 

叱るときのポイント3つ

褒める事の効果がある事は間違いありませんが、だからと言って叱ることの弊害があるわけではありません。叱ることも必要です。「叱る」「褒める」の2つの軸があることで子供のしつけの効果が高まるのです。

やっていい事、やってはいけない事の区別が必要です。幼い子供ほどこの物事の区別ができていません。わかるまで言い続けます。そして、叱られた経験がある子はやってはいけないと分かっていてもやることもあります。

その時、見逃して叱らずにいればまた同じことをやり続けるのです。やらなくなるまで言い続ける必要があり、親としてはとても根気のいる作業なのです。

また、わざと悪いことをして親の興味を惹こうとする子もいます。そこで、叱って貰えない状況が続けば子供は不安になるものです。叱ってくれないことで自分への興味がないと非行に走ってしまうのです。

親は常に問題行動や、やってはいけないことに対して叱る必要がありますが、叱り方がポイントになります。闇雲に叱り続ければいいわけではありません。叱り方のポイント3つに着目しましょう。

ポイント①叱ると怒るは違うと認識する

親も人間です。子供に何度も言い聞かせていても、同じような問題行動を目にすると、ついついカッとなって感情的になって怒ってしまいがちです。「なんでまた同じことをしているのだ?」「こんなこともできないなんて!」子供に対してヒステリーを起こしていませんか?ヒステリックに怒ったとしても教育効果を上げることはできません。論理的な思考を失ってしまいがちで、ただただ騒音にしか聞こえない可能性もあるのです。

正しい方法で叱るためには、まずは冷静になることが大切です。一定の距離を保ち善悪の判断をします。感情とは一切無関係で落ち着いていますから、気持ちにもゆとりがあり、声のトーンも聞き取りやすく一つ一つの言葉が子供にも浸透します。

ピシッと注意するだけでいいのです。

 

ポイント②問題行動があったその場で叱る

特に子供が幼いころは悪いことをしたとき、問題行動があった時に注意することが一番です。過ぎ去って時間が経過した後に叱っても、子供の心には響きません。親が認識したその時点で叱るのです。

これができるようでできないことが多いのです。家庭内であれば躊躇することなく子供を叱ることができるのですが、外出先、人前にいるときには子供を叱れないものなのです。ついついみっともないと思ってスルーしてしまう親は多いものです。

帰宅後に話をしても子供はすぐに忘れています。きっちり叱ったとしても子供にとっては聞き流す程度の作業で終わってしまうのです。悪い事をした、問題行動を起こしたとしたら「例外」「特別」を作ってはいけません。

いつでも同じように注意して叱り、叱ることの尺度は変えてはいけません。自分の機嫌や気分にも流されてはいけないのです。これが案外できていない家庭は多いようです。

 

ポイント③叱ることによる見返りは期待しない

子供の問題行動、やってはいけないことに対して子供のために注意、叱ることが大切です。今は言い続けてしつける事が大切であり、子供が将来大人になっても恥じない人間になるために叱るものです。

ところが、叱ることで子供がすぐに反省するとは限らないものです。反省どころかもうママなんて大嫌い!パパなんて大嫌い!と泣きわめくかもしれません。

叱った→反省→いい子になる

叱った→反抗した→すぐにいい子にはならない

このように2つの道があります。必ずしもすぐにいい子になってくれることを期待してはいけないのです。叱ることで嫌いだを言われることも覚悟しなければならないですし、親が筋を通すためには叱らなければならないときは叱る必要があるのです。

その時叱られてその場で子供が自覚できなかったとしても、年齢を重ねるにつれて叱ってくれたことの意味を理解できるときが必ずやってきます。大人になってようやく親が言っていたことの意味が分かった・・・と社会人が漏らすものです。

つまりは、この子を立派な大人にするのだという信念が親にも必要不可欠だという事でしょう。

 

 

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