学級崩壊、小学生どんな状態?兆候は?

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学級崩壊というととにかく荒れている・・・というイメージでしょうか。少し前までは中学生、高校生で起こる問題のように感じられていましたが、現在は小学生でも中学高校でおこる学級崩壊と何ら変わらないくらいの大変さのようです。

しかし、小学校で学級崩壊が起こるという事は、保護者を含めて一般的には何も知らされていないに等しいのではないでしょうか。学校は閉鎖空間であり、クラスで学級崩壊が起こっても当事者以外には浸透しないのかもしれません。

また、現在の小学校では、10~12クラスに1クラスは学級崩壊が起こっていると言われています。もしも、我が子のクラスが学級崩壊になってしまったら・・・一体どうしたらいいのでしょうか?実際に学級崩壊が起こっているクラスの話を聞くと、まだ低学年なのに・・・?!と驚くことばかりです。

実際に学級崩壊が起こっているクラスの親たちは、動揺を隠しきれない様子で、それはもう興奮状態でアレコレと聞かせて頂きました。そして、その後の経過はどのようにたどっていくのか?というのは、とても興味深いものがあります。

学級崩壊が起こってしまった時の、保護者の立場としてどうするべきなのか?様々な視点でまとめてみました。

 

そもそも、学級崩壊とは何?

学級崩壊は簡単に言うと、教師が授業をできない状況の事を言います。教師が小学生を指導できないなんて?と不思議に思ってしまうものです。

小学校低学年で学級崩壊が起こると、授業中はウロウロ歩き回り、私語は止まらない、授業を中断することが多くなり、それ自体をも面白がるような空気になります。最初は数人だったのが、クラス全体がそのような空気になり、担任は精神的にも参ることとなり休職に追い込まれてしまう・・・という事が起こってしまいます。

発端となるのは、クラスという子供の小集団の中でも強者による、小さないじめです。暴力事件や物隠し、仲間外れなどが多発するのですが、それだけで学級崩壊は起こらないそうです。

周囲のこどもっちがイライラしたり、不満が募ってきている状況の中で、巻き込まれたり、巻き込みながらクラス全体に広がって学級崩壊が起こってしまうようです。

学級崩壊が起こるプロセスというものがあり、こちらの記事でも紹介しています。

いじめ 問題 、学級崩壊、保護者達はどうしたらいいの?

 

愛情が希薄な低学年による学級崩壊

小学校低学年では、45分間机に向かって集中して授業を受ける・・・という経験が乏しい状態です。そのため、入学したばかりの1年生がすんなりおとなしく授業を受けることができなくても、珍しい事ではありません。

キレる子、強者である子がいる一方で、愛情希求の良い子たちが共存するクラスで、学級崩壊は起こってしまっています。多くの教師が、学級運営に困難さを抱えているという状況のようです。

 

ストレスが影響している高学年による学級崩壊

高学年になると、思春期を迎えています。低学年ではキレる子は限られていて少なかったものですが、高学年になるとキレる子は増えている状態です。

ホルモンの分泌によって体は急激に大人になる様子を感じ始めますが、一方で大人になるという事に対して目標を持てなかったり、将来に対しての不安が募ります。この将来の不安も中学生、高校、大学と進級してもなかなか埋め合わせることが出来ません。

20歳になっても尚、不安を持っていなければラッキーな方ではないでしょうか。そのような、心と体のバランスがとりにくく戸惑っている中、学級崩壊が起こってしまっているのです。

そして、小学校高学年になると中学受験のために学習塾に通っている子も多いです。先取り学習をしている子などは、授業を聞く必要が無い・・・と学校での授業態度が散漫になってしまいがちです。

日中は学校で過ごし、学校から帰宅したら塾通い・・・息抜きをする事無く、家では学校や塾の宿題に追われている・・など窮屈さを感じて精神的ストレスを抱えているものです。

本来ならば、家庭は癒せる空間であるはずが、このような空き時間を忙しくしてしまう親が増えています。子供は癒される時間、場所が無いに等しいと言ってもいいくらいでしょう。

 

小学校での【荒れ】とは一体どのような事が起こっているのか?

小学校で荒れている・・・と言われても体験していない者にとっては、ピンとこないという方も多いかもしれません。実際に息子の小学校でも学級崩壊のクラスが存在していて、内容を知るほど信じられない・・とため息が漏れてしまいます。

下記の記事で息子の学校での学級崩壊について、追記しています。

厳しい先生と優しい先生どちらがいい?

【荒れ】について具体的に一例として取り上げてみると・・・

・弱いものをいじめる

・授業中に立ち、歩き回る

・授業が始まっても教科書を出さない

・プリントなどの配布物を破ったり、乱暴に扱う

・授業中にいたずら、ケンカをする

・担任がいないと騒ぐ

・物隠し、物の紛失が頻繁になる

・授業中に物を投げる

・教師の注意や言われたことに反抗する

・授業中に教室から出ていく

・先生に暴力を振るう

・カッター、ナイフ、コンパスなどの危険な物を持ち歩く

・学校に不要なもの携帯、ゲームなどを持ってくる

などなどです。一般的に起こっていることをまとめたものです。このような状況が起こっている現場の教師は、精神的な負担が多く学級崩壊だけが原因ではないものの、教員の休職者数はここ10年の間に増加している傾向にあるようです。

また、一度学級崩壊が起こってしまったクラスでは、学級運営の立て直しや改善には、担任一人の力では切り抜けられないとも言われています。

そこで、クラスをどうにか健全な状態にしたい・・・という思いは保護者にも募るものです。そこで、担任に対して不安を訴えることもあるでしょうが、全ての保護者が担任だけを責めているわけではない・・・という理解も必要ではないでしょうか。

教師が保護者から責められている、突き上げられているという解釈だけにしてしまうのは、解決を先送りにする一方です。保護者もどうにかしたいという思いがあるならば、やはり学校、教師と保護者の協力体制が不可欠とも言われています。

 

学級崩壊が起こっている?早期発見するためのポイントとは?

学級崩壊が起こっている・・という事実は、直接的に保護者が知る機会、遭遇する事は少ないかもしれません。参観日のざわつき、子供の話で少しづつ見聞きする事になり、情報はとても断片的です。

この断片的な情報の中でも、学級崩壊の兆し・・・のようなものがあるようで、早めに知り対処するために早期発見のポイントについて調べてみました。

①学校、教師、友達の不満や悪口が突然増える

学校の話を余りする事が無かった子供が、突然学校の話題ばかりになり、ネガティブな発言が増えだします。

②言葉づかいが乱暴になり、友達だけではなく大人に対しても言葉づかいが悪くなる

口調そのものが攻撃的であり、女子のほうが分かりやすく現れてくる。

③学校の話題が急になくなる(学級崩壊原因の当事者である場合)

保身のために自分の事、学校の事を話さなくなります。親の問いかけも答えないなど。

④靴をきちんと履かないなどの服装の乱れ

持ち物を新しいものに変えたいなどの要求がでたり、靴のかかとを踏み潰して履くなどの乱れが起こります。

⑤学用品を乱暴に扱う

ランドセルや学用品の扱いが乱暴になります。

⑥集中力が無くなり、あらゆることに根気が無くなってきます

宿題などの学習、習い事などの意欲低下など。

⑦学校のおたよりなどの配布物を渡さなくなります

保護者会や行事など学校に来させないようにします。

 

⑧特定の友達との関わりを優先させる傾向にあります

自分の都合の良い仲間を大切にして、鉄の結束で結ばれてしまいます。

⑨担任、学校からの連絡が増える

学校でのトラブルが増え、指導される機会が増えてきます。

⑩テストや通知表など成績が下がります

集中力が低下しているために、学習意欲も低下してしまいます。

 

 

保護者が協力体制をとる事と、親が干渉する事の区別が必要

保護者が学校に強力する事と、親が子供を干渉する事には区別が必要です。学校に協力するというのは、親が家庭での子供との関わり方を教わる・・・という感覚を持っていた方がイイのではないでしょうか。そして、学校での様子を干渉するのではなく、意識を向けておくという事ではないでしょうか。

そして、物事の善悪はしっかりと伝えるべきでしょうね。小学生のうちは、まだまだ未熟であり経験値がないもので、今体験や経験をしている真っ最中です。

やっていい事、わるい事をしっかりと教え、伝えられるのは親意外にいません。もちろん、問題が起きたときに居合わせた大人(教師や地域の人)にもできることですが、何も教えられないまま大人になって困り、恥をかくのは子供自身である・・という事を忘れてはいけません。

子供の恥は親の恥・・です。

保護者は、小学生の心の発達を理解している?

保護者である私達が小学生の心の発達について、理解しているでしょうか?教育について経験があったり、学ぶ機会があった人は自然と理解があるかもしれません。

しかし、圧倒的に教育について、子供の発達について知らぬままなんとか子育てをしている・・・という家庭がほとんどと思います。知っているか?知らないか?だけで、子供に与える影響は大きいものになるようです。

自分が親にしてもらった事を、そのまま子供に反映させている・・・という方がほとんどで、普通に育てていれば大丈夫・・・というのが一般的だったはずです。

親自身の家庭環境も影響してくると思いますが、この普通に育てるという概念が今は分からなくなりつつあるとも言われています。それは、育児に対してのあらゆる考え方、情報にあふれているためかもしれません。

育児法などというのは、たまたまその子にピッタリ合ったと思っておいた方がいいのではないでしょうか。誰にでもうまくいく育児方法はないもので、その子自身の能力や性格をしっかり見つめ見守り、対話をし続ける方が大切・・・だと思うのです。

そして、【子供だけで公園で遊ぶのは危ない!】という親がいて、ビックリしてしまいます。このような考えを持つ親がいる限り、子供は常に親や大人の視線がある場所だけで生活し、親が一所懸命に関わりすぎているために子供の心の成長に悪影響を及ぼし、阻害している・・・という奇妙な状態になってしまう・・・と。

子供の発達や心理など知らず、教育経験がないのならば必要以上に子どもに関わりすぎないことが、保護者にできる最大であり最小限のことかもしれません。

 

子育てサークルのような、親子での関わりは?

親同士が情報交換をしたり、お互いの家庭を知っておくという事は必要かもしれません。しかし、親も子供も一緒に楽しく遊ぶ・・・という子育てサークルのような関わりは、個人的な交流になるやすく頻繁に行うべきではない・・・という認識でいたほうがいいのではないでしょうか。

もちろん、行事や地域のお祭りなどでは、大人も子供も交流が必要ですが。

【ママ友】なんていうキーワードに惑わされて、親までも友達になる必要もないと思うのです。子供には子供の友達関係があり、親には親の人間関係があってしかるべきで、この境界線を引いていない親は過干渉に陥りやすいのではないでしょうか。

戦後の日本で子育てしていた親たちは、そんな事していなかったと思うのです。食べるために忙しく懸命に働き、子供と一緒に遊んだり、子供を見張っている親はいなかったと思うのです。親子の関わりという概念を誤って解釈してはいけないのではないでしょうか。

親が子供の目線になって関わる必要はない・・・と思えます。

 

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