ひとりっ子と兄弟っ子の差は無い!

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ひとりっ子はわがまま、協調性がないなどのようなイメージを持っている方が多いかもしれません。ひとりっ子本人、ひとりっ子の母親などに冷たい視線が向けられることもあります。

しかし、こうした発言は根拠があるものは無く、なんとなく昔から言われてきている事がまだまだ浸透している状態のようです。ある意味無責任な偏見でもあるのですね。

きょうだいっ子の場合でも、末っ子は甘えん坊などもありますね。これらも同じような感じでしょうか。そのような兄弟がいる事、いない事などを周囲に言われるとひとりっ子でも良かったのだろうか?と不安になる方も多いかもしれません。

子育てには悩みや不安はつきもので、日々試行錯誤を繰り返しているわけですが、追い打ちをかけるように周囲の言葉に敏感になる方も多いのではないでしょうか。

幼稚園の教諭、保育に関わった方など専門家の多くの方が、ひとりっ子だからという決まった特徴も無ければ、デメリットも無い、昔から言われてきたことは浸透してしまっているものの、単なる偏見・・・というのが現在の考え方のようです。

一人っ子のあるあるについてまとめてみました。

 

二人目はまだなの?という余計なお世話

日頃の何気ない子育ての会話の中に出てくるのが、【二人目はまだなの?】という言葉です。一人目を育てている中、兄弟がいたほうがいいという考えもあれば、一人の子供で精いっぱいなどそれぞれの考えは異なります。また、育児にはお金が掛かるものですが、経済的な理由を上げる家庭も中にはあります。さらに言うと、余計なお世話なのは、【お金にゆとりがあるのに二人目は欲しくないの?】という言葉かもしれません。

それぞれに理由があり、兄弟を必要とすると同じように、ひとりっ子を必要としてもいいはずです。子供を多く育てている大人と子供がいない大人では、まだまだ偏見があると言ってもいいのかもしれません。

 

ひとりっ子もきょうだいっ子も変わらない!

ひとりっ子でよく言われているわがまま、協調性の無さなどはとてもネガティブなイメージですね。大家族のような兄弟の人数では違いがありそうですが、現在の教育現場では、区別はつかないようです。

ひとりっ子という単語だけが浸透していることから、兄弟がいない子が特殊な環境で育っているというイメージを抱いています。しかし、子供達が過ごす様子などでは目立った特徴はみられないようです。

世界中の研究結果をみてもひとりっ子だけが違う性質があるという事は、どこにも出ていないそうです!

 

子供の性格は兄弟の数では決まらない

兄弟の数によって育つ環境の要素になる事はあっても、性格そのものを決定づけることは無いそうです。子供が環境、親などから受け身だけで人格が作られるという事は無く、親の育て方そのものも性格を決めると思われてきましたが、現在は子供も親に働きかけて、親も子供に影響され相互作用という考えが主流となっているようです。

親の育て方ではなく、子供と親の関わり方という事でしょうか。

 

ひとりっ子だから、わがまま?じゃない

ひとりっっ子はわがまま!このイメージは根強いものがあります。子供がひとりだから何でも子供のいう事を聞き入れられる、欲しいものも手に入り常に独占できる、など子供が家庭で思い通りに過ごしていてワガママになってしまう・・・というのが一般的なみられ方、印象かもしれません。

実際にひとりっ子を育てている家庭では、ひとりっ子だから・・・と言われたくないために、逆に厳しく育てている家庭は多いようです。とは言っても、もちろんひとりっ子の親全員が厳しく育てているとは限りませんね。何でも買い与えて甘やかしている親もいるでしょう。

これは、兄弟を育てている親も同じことが言えます。何でも甘やかして過保護な親もいますし、厳しい親もいます。甘やかされているのは、ひとりっ子だけではないという事が言えて、甘やかされている=ひとりっ子ではないという事が分かります。

 

ひとりっ子は人付き合いが得意になりやすい?!

協調性がないと言われやすいのもひとりっ子に対するネガティブな印象、評価のひとつです。ひとりっ子の親に限ったことではありませんが、子供がお友達と強調してうまく溶け込み、集団生活に馴染んているかどうか?というのは、最も気になる関心事ではないでしょうか。

ひとりっ子は家庭では大人と過ごす時間が多い影響はあるようで、子供同士での付き合いよりも大人との関わりの方が心地よいと感じている事が多いようです。

お友達よりも先生に話しかける事が多かったり。大人の方が子供に合わせて会話をしてくれ、子供への配慮があるから楽に過ごせることは間違いですね、きっと。

ひとりっ子の場合、子供との関わり方、展開させる方法を学習する機会は少ないという事実は拭えません。ところが、兄弟喧嘩をすると謝るとかきちんとした順序を踏まなくても、自然と仲直りをしたりして関係の修復は簡単です。

お友達関係となるとそうはいかない。自分がどうすれば関係を修復できるのか?とか、楽しく遊べる方法などを考えるそうです。そうなるとお友達に気配りをする事ができるようになっていき、意外とお友達関係は良好であったり、上手に付き合う事ができる事も多いようです。

兄弟の関係と、社会での対人関係は意外と練習になりにくいようです。確かに兄弟であると、年齢が上の子が一方的に上からの目線になりがちですし、下の子も従順に従うか、従わなければケンカになるなど対等な関係とは言えないかもしれませんね。

ひとりっ子だからこそ、お友達と遊ぶ時間を楽しみにするし、お友達そのものも大切にする事ができるそうです。

 

集団生活が大切

周囲と上手に付き合っていくために同年代で対等な関係であればあるほど、相手に対しての気配りが必要になります。この気配りこそが関係を良好にできるのですから、ひとりっ子は意外と有利なのだそうです。

 

ひとりっ子に限らず、兄弟がいる子供でも現代っ子は自分とは違うタイプを寄せ付けない子が多いようです。自分とは違うタイプの人とどれだけうまく関われるか?という事がとても大切。社会に出たら自分と似ているタイプの人の方が少ないものです。

そのため、ちょっとしたトラブルが起こった時に自分達で解決する力が身につかないようです。自分から果敢にトラブル解決のためにぶつかる事は無く、付き合いをやめてしまったり、避けてしまう子が多いようです。

これは、息子の友達関係を見ていても良く分かります。息子はどうにかしようとする事が多いですが、嫌なトラブルがあると逃げてしまう子は多いです。本来なら、何かトラブルがあったとしても自分たちで乗り切るために相談をしたり、別のアイディアを出しあうのが理想です。

また、親が口出ししてしまい、自分たちで解決する事が困難になっている事も多々あります。親がサポートするとしたら、集団の中で過ごす時間、子供達だけで遊ぶ機会を早めに、多く設けてあげる事が良いようです。

そのような機会が多ければ多いほど、トラブルや問題に直面した時に解決する力が身に付くようです。

 

ひとりっ子はさびしいのか?

ひとりっ子神話はもう崩れているのだから、ひとりっ子を育てている事に卑屈になる必要は無く、むしろ自信を持っても良い・・・と言われても兄弟がいない事で子供自身がさみしいと感じているのではないか?という気持ちになるのも親心かもしれません。

ひとりっ子は親の愛情を独占できるので、意外とさびしいとは感じていないそうです。むしろ兄弟の方が親の愛情を奪い合う関係なので、長女、長男の子の方が寂しさを感じているようです。

妹や弟が誕生する事で、上の子には目が行き届きにくくなってしまい、問題行動が目立つようになる・・・というのも良く聞かれる話ですね。愛情に飢えている子は粗暴な振舞いになり、行動も落ち着かなくなるそうです。これは、ひとりっ子だったとしても親が子供に目を向けていなければ同じような行動がみられるようです。

また、成長過程では兄弟だと、成績、性格、体格などあらゆる点で比較されるようになり、優劣がみられると兄弟に対して嫉妬してしまう事も多いものですよね。特に優秀な兄弟がいると、嫉妬心から兄弟の仲が悪くなったりもあり得ます。さらに大人になって遺産相続で揉める・・・とかね。こうしたネガティブな感情、行動は、ひとりっ子には一切ないので心のあり方としては健全な状態が多いのかもしれません。

さらに、親がいなくなったら一人になってしまうよ!という言葉も投げかけられることが多いですが、人は一人で生まれ、一人で死ぬ・・・と考えると、兄弟がいようとも一人の人間として生きていくことには変わりは無いのかもしれません。

大人になればなるほど、兄弟の関係よりも身近な友人、配偶者の方が存在は大きくなるものです。そして、遊び相手として、相談相手として考えるなら、兄弟を選ぶことはできませんが、お友達は選ぶことができます。

周囲の大人をみても、兄弟だけが頼りだ!と言っている人はいないはずです。他者との関係の方を充実させることの方が、大切なように感じますね。

 

兄弟がいない事が可哀そう?親に愛されていない方が可哀そう!

兄弟がいても、いなくても親が子供に対して一生懸命である事が大切。可哀そうなのは、親に愛されていない子、存在を否定されてしまう子、快適に暮らせる様な世話をしてもらえない子、暴力を受けてしまっている子は可哀そうな子です。

親が子供の幸せを願って一生懸命に育てていたら、子供は兄弟がいてもいなくても関係無く幸せであり、可愛そうではない・・という事ですね。

 

 ひとりっ子は心が安定している

ひとりっ子は心が安定しているようです。もちろん、親の愛情を十分に受けている場合であり、親の愛情が足りていないと心は安定しないですし、荒れた粗暴な振舞いをします。

父親からも母親からも自分を見てもらえているという安心感は、行動が落ちついて情緒も安定するようです。心が十分に満たされていてストレスもないようです。

乱暴な振舞いはストレスを発散させるための行動なのですね。ひとりっ子だからこそ、自信もあり適応性もあり、好かれることが多いようです。このような特徴というのは、やはり親の愛情がある事が大前提のようですが、兄弟がいないからこそ成し得る事もあるようです。

わがままにさせてはいけない!と愛情にブレーキをかけず、たっぷりと可愛がってあげる事がいいのかな?

 

ひとりっ子は成績が優秀?目標高く頑張れる

ひとりっ子については各国世界で研究されているようです。中でも興味深いのは、学力についてです。ひとりっ子は兄弟がいる子に比べると、知力、学力が優秀である事が多いようです。

テストなどでも兄弟がいる子に比べて、ひとりっ子のほうが優秀だったという結果が多いのだそうです。テストの結果の中でも最も優れている事が多いのは、言語能力だそうです。

また、ひとりっ子は目標を高く持ちやすいのだそう。これは、勉強でも言えるかもしれませんが、もちろんスポーツや様々な活動でも目標を達成させようとする気持ちが強いようです。

とはいっても、目標通りになんでもかんでも達成できるほど世の中甘くはありません。大人になればなるほど思い通りにならない事の連続だったりします。報われない事が多いのが現実ですが、目標を持ち続けて頑張る姿と、目標も無いままに周囲に流されて過ごす姿と比べたら得られる結果は大きな違いを生みそうですね。

なんで、ひとりっ子は目標を高くして頑張る事ができるのでしょうか?それは、親の期待がダイレクトに伝わるからだそうです。幼い頃から親の期待を受けて育つため自己実現が達成されやすいのだそうです。

親が期待する・・・とネガティブなイメージをもたれてしまいます。過剰に期待しすぎれば子供がプレッシャーで耐えきれなくなってしまうのでは?と思いがちですが、確かにそういうケースもあるかもしれませんが、期待されないよりも期待された方が子供も嬉しく、頑張れるのかもしれませんね。

 

ひとりっ子育てで気を付けるべきこととは?

ひとりっ子をプッシュするわけではありませんが、ひとりっ子のネガティブなイメージは拭い去りたいですね。ひとりっ子に限った話でもないかもしれませんが、やはり何事も適度な関わりが大切なようです。

適度な愛情、適度な期待。そして、ひとりっ子の親は教育やしつけに熱心にな方が多く、日ごろのエネルギーが完全に子供に向いている事も多いものです。そうなると、子供が成長していくにつれ、親が子離れできない・・・というのはお互いに避けなければなりませんね。

子供への関心は大切ですが、子供自身が、母親に干渉されている、支配されていると感じてしまうと危険ですね。そうならないために、自分自身も人生の目標や仕事、趣味などを持つ事が大切ですね。

自分が時間があり、暇をしているとどうしても子供へ目が向きすぎてしまいがちです。ほどほどに子どもから離れる時間も必要ですね。日本のお母さんたちは子供にかなり手をかけるだけでなく、お金もかける傾向にあるようですね。

また、母親は得に母子一体、ワンセットで評価されたりお付き合いがあるために、母親の窮屈さは尋常じゃありません。そんな影響から子供を産まない選択、ひとりだけという選択が増えているのかもしれません。

子供を連れて遊びに出かける・・・と行ったら子供中心の内容で、子供向けに計画を立てる家庭も多いと思いますが、子供は大人を見て育つものです。

子供向けのレジャー施設に行って、大人がボーッとスマホを眺めているのですよね。親が楽しめていない姿を子供がみてしまうわけです(笑)親も子育て一本で頑張る必要は無く、大人も楽しいと思う趣味に没頭して、子供を巻き込むほうがいいようですよ。

大人が人生を楽しんでいれば、子供も大人になりたいという気持ちになりますし、大人になった時の夢が膨らむはずです。大人が子供に夢を持て!っていいながら、夢を持てていない大人の多い事・・・・。子供に夢をみさせることができるといいですね。

今は子育て中だから、父親になったから、母親らしく・・・それも大切な事ですが、人生も楽しななければ。

 

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