石鹸の原料で使われるオイル(油脂)はどんなものがある?

更新日:

石鹸の仕上がりは油脂の性質が大きく影響します。コーン油、大豆油などを使用すると柔らかい石鹸が出来て、パーム油、牛脂などは固形石鹸の製造に向いている固さが期待できます。

そのため、浴用の固形石鹸ではパーム油、牛脂を使用するのが一般的で、適当な硬さや泡立ち、皮膚への刺激を低減するなど考慮されて製造されています。

油脂の脂肪酸組成によって性質が決まるため、イメージの良い油脂が石鹸に向いているとは限らない場合も多いのです。オイルを構成している脂肪酸という成分によって石鹸の仕上がりに影響が出る為、オイルの特徴を知って取り入れると良いようですね。

脂肪酸にも飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸がありそれぞれ特徴を一覧にまとめてみました。

 

DSC03093

オリジナルの石鹸作りに役立てましょう!

オリジナルの石鹸レシピを作る


飽和脂肪酸一覧

ステアリン酸水で溶けたり、型崩れしにくい石鹸に仕上がる。泡立ちはあまり良くない。高温の洗浄には優れている。
酸化しにくく、配合が多すぎるとかなり硬くなってしまうので注意が必要。ココアバター、シアバターに多く含まれている脂肪酸。
パルミチン酸酸化しにくい性質をもち、浴室で使用しても溶けにくく型崩れしにくい石鹸に仕上がる。
泡立ちはあまりよくないが、持ちが良い。パーム油、ミツロウ、牛脂などに多く含まれている。
ミリスチン酸洗浄力が高めの石鹸に仕上がり、お湯を使用した時にはより高まる。ラウリン酸よりも溶け崩れしにくい、持ちが良い石鹸に仕上がる。キメが細かい長持ちの泡立ちになり、ココナッツ油などに多く含まれている。
ラウリン酸泡立ちが優れている脂肪酸で、硬く仕上がる。泡立ちが優れている脂肪酸で、硬く仕上がる。しかし、冷水にも良く溶ける石鹸になる。
酸化しにくい性質をもっていて、皮膚への刺激がややある。
ココナッツ油などに多く含まれている。

 

 

不飽和脂肪酸一覧

オレイン酸お肌に優しい。泡立ちはあまり良くないが、きめ細かな泡の石鹸に仕上がる。水にも溶けやすく洗浄力の高い石鹸になる。
アボカド油、ツバキ油、オリーブ油に多く含まれている。
リノレン酸リノール酸と同じように泡立ちが良い。さっぱりとした洗い心地の石鹸に仕上がる。
皮膚の炎症を抑える働きも期待でき、リノール酸よりもより酸化しやすい。
石鹸は柔らかい仕上がりのため溶け崩れしやすい。ローズヒップ油、ククイナッツ油などに多く含まれている。
リノール酸皮膚のバリア機能を助けてくれて、お肌をみずみずしい状態を保つ働きが期待できる。泡立ちが良い石鹸に仕上がり、溶け崩れしやすいのも特徴。ローズヒップ油、グレープシード油などに多く含まれている。
パルミトレイン酸皮膚組織にも含まれている脂肪酸で、肌への浸透性が高い。老化した皮膚の再生を助けてくれる働きが期待できる。マカダミアナッツ油に多く含まれている。

 

手作り石鹸も慣れてきたら、オイルも自在にブレンドをしてオリジナルのレシピで作れるようになりたいですね。手作り石鹸、手作りコスメなどで使用されることが多いオイルの特徴をまとめています。

ローズヒップ油の特徴と効果

ラードの特徴と効果

ミツロウの特徴と効果

マカデミアナッツ油の特徴と効果

ホホバ油の特徴と効果

ヘンプシード油の特徴と効果

ヘーゼルナッツ油の特徴と効果

パーム油の特徴と効果

ツバキ油の特徴と効果

月見草油の特徴と効果

セントジョンズワート油の特徴と効果

セサミ油(ゴマ油)の特徴と効果

スイートアーモンド油の特徴と効果

シアバターの特徴と効果

サンフラワー油の特徴と効果

ココナッツ油の特徴と効果

ココアバターの特徴と効果

グレープシード油の特徴と効果

ククイナッツ油の特徴と効果

牛脂の特徴と効果

カレンデュラ油の特徴と効果

カスター油(ひまし油)の特徴と効果

オリーブ油の特徴と効果

アボカド油の特徴と効果

石鹸はいつごろ発見され、使われ始めたのか?その前は衣類のお洗濯はどうしていた?

-オイル, 石鹸

Copyright© My mind home , 2019 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.