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マリーゴールドってどんな花?
マリーゴールドは中東、ヨーロッパに多く咲く花です。若葉は食用として、花は薬用や料理にも利用されてきました。サフランの変わりに色付けをしたり、サラダなどで綺麗な色が食卓を彩ってくれます。
マリーゴールドをハーブティーとして飲む場合には、花の部分を使用します。鮮やかな色で、少し苦みを感じます。解熱、発汗作用があるため、風邪のひきはじめなどにおすすめです。
さらに外用薬としても古くから親しまれていて、傷ややけどなどの部位にマリーゴールドのエッセンシャルオイルを塗る事で痛みを緩和し、回復を早めてくれる効果が期待できます。
ハーブティーと外用薬としても利用でき、炎症を抑える効果があります。そのため日焼けした肌へのスキンケアとしても活躍してくれます。
マリーゴールド(marigold)
キク科・一年草
花、花弁の部分を使用
原産地エジプト、南ヨーロッパ
・解熱効果
・生理痛緩和
・ウィルス性皮膚炎
・肝臓への働きかけによるアルコール分解
・帯状疱疹
・潰瘍の痛み緩和
マリーゴールドの栽培方法、育て方
マリーゴールドは春に種を蒔いて、夏から秋にかけて花を楽しむことができます。冬になると枯れるので1年草です。
花の色はイエロー、オレンジ、レッドなどの暖色系の色が一般的ですが、珍しいカラーではホワイトやクリーム色などもあるようですね。
マリーゴールドの植え付けの適した時期
3月の下旬~6月上旬ころが適しています。
マリーゴールドの植え付ける場所や置く場所
日当たりの良い場所を好みます。日が当たらないと株が弱ってしまい、花付きが悪くなってしまうそうです。日光の当たる場所に植えるか、置きましょう。
夏になると暑さのせいで花が止まる時期があります。特にプランター、植木鉢で育てる場合には熱がこもらないよう風通しの良い場所に移動させると良いようです。
初夏になると花を咲かせてくれます。そして、夏越え後の秋になるとより一層花を咲かせるという特徴があります。
水やりと肥料
土の表面が乾いたらしっかり、たっぷりと水やりをします。特に気温が高くなるとハダニが発生しやすいので、葉にも水をかけてあげると予防する事ができるようです。
極端な乾燥、湿気を嫌うので注意がひつようです。
マリーゴールドは比較的長い期間、花を咲かせてくれるので、週1回程度の液肥を与えてあげるよ良いです。
真夏の暑い時、花が止まっている時には肥料は一旦やめます。秋になり涼しくなったら液肥を与えると良いです。
花後の管理
枯れた花をそのままに放置しておくと、雨によって腐ってしまったりタネが出来てきて、株の栄養が取られてしまいます。
できるだけ枯れてしまった花は花茎ごと切り落として管理するようにしましょう。
生育丈
アフリカン種の場合は50cm~2m
フレンチ種の場合は15cm~40cm
かかりやすい病害虫など
立ち枯れ病、ハダニなど。立ち枯れ病は苗の時期にかかりやすい病気で、種を蒔く時には清潔な物を使用するようにします。
高音乾燥時期にはハダニが発生しやすくなります。乾燥のし過ぎに注意が必要で、時々葉にも水をかけてあげます。
マリーゴールドの種
夏前に植えて今でもまだ咲き続けているマリーゴールドですが、花枯れしたものを取って種を取り出しました。
一つ一つの房に、びっしりと詰まっています。
全部取り出してしっかりと乾燥させて、翌年用に保管しておきます。
これだけたくさんの種があるので、来年は花壇を作っていっぱいに咲かせたいな・・と思います。黄色のマリーゴールドです。
マリーゴールドの可愛らしい花とは思えない花言葉
花の色は黄色が好きですし、家の花壇に黄色の花がいっぱい咲いたらなんだか綺麗じゃない?って思ったのです。ところが花言葉を調べてみるとちょっと・・・・
マリーゴールドにはたくさんの花言葉があるようです。全体としての花言葉は?
・可憐な愛情
・濃厚な愛情
・生きる
・友情
・健康
・勇者
・悪を挫く
・悲しみ
・嫉妬心
・悲哀
・絶望
・別れの悲しみ
とこんなにたくさんの花言葉があるんですね。
健康とか生きるという前向きで家の花壇にふさわしい気がしますが、嫉妬心とかもあったりして。さらに色別でも花言葉に違いがあるようです。
黄色のマリーゴールドの花言葉は?
可憐な愛情、下品な心・・・だそうです。うむ。
橙色のマリーゴールドの花言葉は?
予言、真心。