グリセリン石鹸は子供でも手作りできる石鹸として人気です。グリセリンと言えば保湿成分ですので、保湿力が高い・・と言われてもいます。ただし、グリセリンそのものは、水溶性の性質を持っているため、洗浄後に水で流れてしまうはず。
そのため、グリセリンの成分自体が保湿力を高めているわけではありませんので、誤解しないで下さいね。
グリセリンや油脂が手作り石鹸の中に残っていて、洗浄力が弱く皮脂を取り除きすぎない事で、乾燥しにくいために保湿力を感じる理由かもしれません。
グリセリンソープ、早速作ってみましょう!
1日でできる自由工作としても、グリセリンソープおすすめです。材料もアマゾンで即配達で準備できますよ。
準備するもの
・グリセリンソープ
・耐熱皿(レンジの熱に耐えられるものなら何でもOK)
・割りばし
・カッター
・石鹸、レジン、キャンドルなどのモールド(型)
シリコンタイプのもので100円ショップにもあります。アマゾンなどにもステキなモールドがあるので、上達したらいろいろ試してみるといいかもしれません!
グリセリンソープの作り方手順
①透明のグリセリンソープをカットする!
ちなみに今回買ったグリセリンソープのセットはこんな感じ。
着色チップという固形のカラー石鹸も入っているので、カットして混ぜれば色付けができます。
開封してみると薄い透明の石鹸が2枚
カッターを使って細かくカットしていきます。柔らかいので、力を入れなくても簡単にカットできます。
②カットした透明のグリセリンソープを耐熱皿に入れて、レンジで1分温めます。
この石鹸は、55度以上で溶けだして80度で完全に液体になるもののようで、冷めると自然に固まります。
あっと言う間に透明の液体に。
③透明の液体にするときに、色付けもしてみます
今回は色付けだけですが、この透明の液体にミントなどのハーブ類の葉っぱを入れてもステキですし、アロマ(精油)を混ぜれば香り付きにする事もできます。
なんか、お洒落な石鹸が出来そうですよね?
今回は子供の自由工作にもできる・・・と言う点で息子と色付けをしました。これを少しだけ削って入れて溶かします。
溶かすとこんな感じに。
④モールド(型)に流しいれて冷やし固める
今回はバラのモールドを使ってみました。
1日以上置けばよりしっかりと硬くなります。
バラのグリセリンソープを使ってアレンジ
さらに出来上がったバラのグリセリンソープを使って、涼しい印象の石鹸にアレンジしてみました。こんなモールドも買ってみましたよ。
バラのセッケンをここに入れてみる。
ここに透明の溶かしたグリセリンソープを流しいれて・・・
同じように冷やし固めると・・・こんな涼しげな透けて見えるバラが出来上がりました。ゼリーみたいに美味しそう!
3Dなグリセリンソープを作ってみましたよ!
今回は白い色の貝殻を作ります。白の色付け用のセッケンを少しだけプラスして、グリセリンソープを溶かします。
今回使用するモールドはこちらです。
モールドに溶かしたホワイトのグリセリンソープを流しいれて、冷やし固めます。
こんな感じに出来上がりました。
さらに、この貝殻を大きめのモールドに入れます。
ここに水色の透き通ったグリセリンソープを入れます。
画像で見ての通り、貝殻が少し浸る程度の量にしておいて、そのまま冷やし固めます。で、こんな感じに・・・。夏っぽい石鹸になりましたよ。
上級編では・・・
型枠で固めた石鹸の上に別の色の液体を流して、何層にも重ねても面白いですし、色もしっかり混ぜずにマーブルにしても面白いですね。
さらに、すでに市販されている固形石鹸を彫刻して形を作り、それを透明の石鹸で型枠で閉じ込める・・・と言う方法もあります。大人のアート作品にもなりそうですし、プレゼントにもいいですね。
石鹸は実用的でありつつ、見た目も綺麗だと喜ばれると思います。