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小学校に入学すると連絡帳がありますね。子供が先生の黒板に書いた連絡内容を、書き写してくるようになります。
1年生の連絡帳は自分で書ける程度の文字数で書かれているため、書き方も工夫されています。ほぼ、単語と言う事も 笑
息子の事で相談、質問など連絡帳に書いていいものか?と悩みました。そもそも連絡帳はどの程度の使い方をしたらよいのだろうか?と疑問に思いいろいろ調べてみました。
親の立場で連絡帳の書き方って教えてくれないものね。
連絡帳の書き方と目的とは
連絡帳はその名の通り、連絡をするためのものです。幼稚園や保育園で利用する連絡帳とは少々異なるのは、使用するのは子供である事が基本と言う点です。
子供が学校からの連絡を書き記して、翌日の準備に役立てたり、保護者と情報を共有するために使われるということです。
時間割の変更、宿題、持ち物の連絡
息子が書いてくる連絡帳では、時間割の変更や持ち物、宿題の連絡がほとんどです。ちゃんと書けているか先生がチェックしていて(印がある)、連絡帳でも間違っているひらがなに赤ペンなどで修正を入れてくれています。
保護者から学校、先生に連絡をするためにも使われる
・学校を欠席するときの連絡
・体調面の連絡(風邪、頭痛などによる、体育の見学など)
・要望や相談事など
を伝える際に使われる事が基本のようですね。
連絡帳を書くときは簡潔に
■挨拶などから始まり(お世話になっています・・など)
■現在の状態
■どうしたいのか?どうしてほしいのか?【要望、相談事】
■最後のあいさつ(よろしくお願いします・・・など)
連絡帳は簡潔に書くことが基本ですが、現在の状態、こちらの事情、理由などについては詳しく伝えておいた方が誤解がありません。連絡をしっかりと伝えるための連絡帳ですから、分かりやすい文章でまとめる事が大切です。
【要望、相談事】というのも多岐に渡りますよね。勿論ですが、要望は担任の先生の一存では答えられない事も多々あります。
要望が度を超えてしまう保護者も少なくないようですね。
連絡帳の書き方の一例
・体育や水泳を見学する場合、欠席する場合
・早退、遅刻する場合
連絡帳の乱用は禁物
連絡帳を育児日記、交換日記のように使われる方もいるとか。自宅での様子などを綴ったりとかなど。
先生にもよると思いますが、先生も時には負担になるかもしれないですね。そういう保護者もいるんだなぁ・・・と驚きですが、連絡ついでに自宅での様子を書き添えるなどは、先生も歓迎してくれる場合もあるようです。
先生は時間がない
一般企業の会社員であれば、休憩時間には仕事から離れる事ができます。しかし、学校の先生は休憩時間という気を抜く時間はありませんよね。
休憩時間でも生徒を見守る「教師」でいなければなりません。クラス一人一人の事を観察している時間は限られています。
そのため、学校の様子を知りたい・・・と言わんばかりに連絡帳に要望、相談を頻繁にする事は、先生の負担となる・・・と言う事を意識しなければなりません。
電話の方が完結に伝えられる場合もある
学校のルールの確認や、連絡事項の確認程度であれば、電話の方がスムーズである事もあります。
ただし、相談事、要望などは意図とは違う解釈をされる場合もあります。そのため、記述が残る連絡帳のみに限定している学校もあるようですね。
社会に出るとよくある、言った、言わないというやりとりですね。最悪は連絡帳で感情論がおこる保護者もいるようです。
連絡帳は公文書であるという認識が必要
連絡帳にあれこと気軽に書いている保護者も多いようですが、公文書でもあると考えたほうが良いようです。トラブル、友達関係の事などは学校で情報共有される場合もあるようで、コピーで学年の先生に渡される場合もあるそうです。
生徒を見守り、教育する立場であれば当然ですよね。これについてクレームを入れるのもナンセンスですね。
連絡帳は子供もみる
連絡帳は、子供が書き記すノートである事が基本。感情論などがノートに書き記されてしまう事の影響も考えなければならないと思います。
そのような使い方をしてしまう保護者はほんのわずかな一部かと思います。
保護者が知りたい事
連絡帳を書く・・・・という行動って、連絡を知らせたいと同時に学校の事が知りたいという場合もありますよね。
で、幼稚園、保育園時代は連絡って頻繁だったりします。丁寧に園での様子を伝えてきてくれます。それは、幼い子の様子を知りたいであろうという保護者の要望に応えてくれているからだと思います。
それは、幼稚園や先生によっても対応は異なるもので、幼稚園でもほとんど連絡がない先生もいます。
それは受ける保護者でも同様です。
幼稚園や保育園に対して頻繁に連絡をくれなくても良いですよ・・・と言う保護者もいます。
私がそうでした。大事な事(悪さをした時など)は教えて頂きたいですけれど。連絡があると逆に何があったんだろう・・・と不安に思ったものです。
学校から連絡がないのは良い知らせ
学校から連絡がないとちゃんと真面目に過ごしているのだろうか?と思うものです。子供が学校でどのように過ごしているのか気にならない親はいないでしょう。
学校から連絡がないのは良い知らせだと思った方が良いようですね。良い事も悪いこともしているかもしれませんが、ケガをしたり、ケガをさせたりしていない、自立して学校生活を送れているならばヨシ。
本当に困りごとがある時は、直接話せる懇談会などに出席して伝えたり、個人懇談などで相談する方が懸命かも・・・という気がしますね。もちろん、個人的な事、緊急な場合は除いて。
息子の小学校の先生は、気軽に連絡帳などでご相談を・・・とういうスタンス
担任の先生と保護者が連絡を取り合ったり、コミュニケーションをとることができるのも連絡帳です。基本的な連絡はもちろんですが、先生方はどのような些細な事でも、困りごとは早めに連絡をして下さい、気軽に相談して下さい・・・というスタンスです。
この気軽に・・・という相談事って判断が難しいですよね。相談するからにはかなり心配な事や問題である場合が多い様な気もします。
とは言っても、気になっている事などは伝えておくと、先生も目を配りやすいという意味では連絡帳を利用するべきなのかもしれませんね。
ちょっとした相談事、小学校への連絡帳の書き方一例
・下校中に不審な男性をみかけたという話をしていました。声を掛けられたという子もいましたので報告させて頂きます。
・学校でも自宅でも教科書がみつからないという話をしています。家でも十分に探しましたが、教室やお友達同士の持ち物の間違いがないか呼びかけをして頂けますでしょうか。
・宿題のプリントをやろうとしていましたが、失くしてしまったようです。こちらの不注意で処分してしまった可能性もあります。今後、注意いたしますので、授業で使われる場合にはご理解をお願い致します。
・お友達同士の約束を守ってもらえないと訴えています。些細な事かもしれませんが、今後のお友達関係のためにもそれぞれの事情を聞いていただけませんでしょうか。
最後に・・頻繁に連絡帳のやり取りをしている家庭もある
連絡帳を頻繁にやりとりしている家庭の話では・・・・
ちょっと元気で腕白なお子さんだと、先生も学校生活や授業中などの対応に困る事が多いようです。そんなお子様の家庭は、毎日のように学校から連絡帳に書かれてくるとか。
問題行動の報告・・・ですかね。
毎日報告してくる先生もどうかと思いますが、そんな家庭もあります。
また、先生も完璧ではありませんし、指導が未熟?と思われる先生もいらっしゃいます。先生の対応に一言物申している保護者の声も耳に入ってくることがあります。一言どころではなく、連絡帳の応戦をしたりでちょっとしたモンペにも感じます。
よそにはよその事情・・・がある。としか言いようがありませんが、参考までに。