いきなりこの話題もどうなの?って思いますけど、小学生のお子さんがいるご家庭なら旬の話題ですよね。
息子も小学校に入学して、ぎょう虫検査のフィルムを持ち帰りましたし。
私が子供の頃にもあったよなーと不確かな記憶しかありませんでしたが、小学校3年生まで義務付けられている検査だったようです。セロファンを肛門のところにつけて卵の有無を検査するものです。
1958年から検査は義務付けられてきたもので、今年の2015年で廃止となるようです。一般的にぎょう虫検査と呼ばれていたのですが、ぎょう虫だけではなく回虫などのその他の虫の卵も検査していました。戦後に寄生虫の卵の保有者が多かったために法律で義務付けられたという事です。
保有者は63.89%から0.16%までに減少し、現在の通常の衛生教育で十分に対応可能。
ぎょう虫検査は省略する事になったようです。それでも、この保有者の数字は0(ゼロ)ではない・・という点も注目ですよね。検出率は地域差があるようで、一定数陽性の方がいる地域は継続されるようです。
私が小学校の時に、音楽の先生が子供の頃にお腹にぎょう虫がいた!という経験を話してくれたことがありました。
私の母親の同級生と大学が一緒だった!という音楽の先生でしたので、私の親世代です。
(ってか、世間って狭いよね)
・・・ということで、昭和20年代頃の生まれの先生だと思います。
まさしく、戦後直後くらいですよね。
その先生の話では、お腹が痛い日が毎日続いたそうです。
ご飯を食べても下痢をしたりした・・とかって言ってたような気がします。
病院に行ったら、長い虫がいた・・・と。(気持ち悪いですね)
「でも、みんなはぎょう虫検査があるから大丈夫!!」みたいな感じでしたけどね 笑
そんなぎょう虫検査も来年は無くなって、息子も最初で最後だったという事ですね。息子が持ち帰った時にも、まだやってるの?!と思ったくらいなので、時代は進んでいる・・・ってことで。